先輩の声

寺村竜夫

品質管理課 取締役次長

風岡の取引先だった知人からの紹介で、まったく畑違いの業界からの転職。

私達の仕事について

品質管理課の仕事は、商品の良しあしの判断と、不良数のデータ収集、分析です。
具体的には、密着性、防食性、耐塩性など塗膜性能に関する品質やリン酸鉄の化成処理の数値の管理を行っています。施工不良を防ぐためには、行程でひとつでも不備があったりしてはなりません。なかでも大切な工程が「前処理」になります。「前処理」とは、塗装する対象物を、塗装するのにふさわしい状態にすること。金属塗装の場合は、素材の油脂分をとり除き、異物を払い、塗料が密着しやすいように準備することを意味します。この準備が不十分な場合、製品と塗膜の間に隙間ができ、はがれてしまう原因になったり、酸素や水分が入り込むことで、錆びてしまう原因になります。
風岡では、塗装するのにふさわしい状態をつくりながら、防錆効果が期待できる「リン酸鉄による前処理設備」を保有しています。全て数字で現れる「リン酸鉄処理」の各種溶剤の数値管理をシビアに行うことで、ほとんどのトラブルは未然に防げます。さらには基準板による色調検査、塗料の密着性を調べる目的で、碁盤目を用いた付着性試験も実施します。
風岡では大手企業様との取引も多く、お客様のニーズにあわせて、対応していくことから品質も格段に向上し、品質管理専門に携わる部署を設け、徹底しています。
2009年にはISO2001を取得し、不良率の測定と低減目標に対する対策とが、より確実に実行に移されるようになりました。

求める人材

今後は組織として、さらに風岡品質を極め、塗装業界で一番をめざしたいと考えています。
製造現場には、日本人スタッフに加え、海外実習生や外国人の派遣社員も増えてきていますので、言葉の壁をとりはかり、コミュニケーションをとりながら、国籍に関わらず、業務に関わる皆のレベルをアップしていく必要があります。
特に外国人のスタッフには日本の常識、品質の考え方を理解してもらうことで将来、役職につき、経営にも関わることも視野に入れて、育成に注力しています。

メッセージ

会社の成長は、継続的業績改善が推進されてこそ。現状に問題提起していくことが大事だと思います。どのような仕上りがOKか、NGの時にはどうするか、改善する実務を十分に会得しておくべきです。風岡では、各課で改善プランをあげて、改善研修を行い、プランのなかの何点が実際に改善できたかチェックを行い、日々会社として確実に良くなっています。業務改善へ取り組む意識は非常に尊重されます。誰もやったことのないことについて実行するのはリスクを伴いますが、効果があることならどんどんやらせてもらえます。誰しも完璧な人はいません。気が付いたことから少しづつ改善していけばいいのです。自分を偽らず、本来の自分を見せること。自信を持って自分を売り込んでください。